(東野 圭吾) 加賀恭一郎シリーズ

『私が彼を殺した』

また頭を悩ませる終わり方やけど,それはそれで面白い. そこまでの「これじゃない?」「これでもない?」が続くところがいいけど, ちょっと隠し玉的情報があるので,事前に推理するのは難しいか...

加賀恭一郎じゃなくて, 容疑者それぞれの立場から話が展開されて,合わさっていく感が面白いけど, 前半はまったく加賀恭一郎シリーズ感がなかった(^^;;.


(2017/06)



『悪意』

読み終えてからタイトルの本当の意味を知る.
「あれ?容疑者(犯人)が捕まった!」とまだまだページを残しての段階. 誰かをかばってか,それとも別の展開か,犯人は動機を言わない. そこからの「あぁ,そういうこと!」から「え,実は違う?」との展開がすごい.


(2017/06)



『どちらかが彼女を殺した』

タイトルの通り「どちらか」が彼女を殺したんやけど, その仮説からどっちかを特定する話し, そして仮説に別の見方があってもう一方を疑う. さらに,可能性があってまた疑う方が変わっていく. そこのやり取りが面白い.
被害者の兄が警察官だってことが, そのやり取りにさらに緊迫感をだしている.


(2017/06)



『眠りの森』

読み進めてる加賀恭一郎シリーズ. 最新の何冊かは読んでたけど,前半はほぼ読んでなかった. けっこう冊数があるんで,もっとゆっくりかと思ったら, すでに 30 前後で立派な刑事になってた! 立派な刑事になってるんでもはや阿部寛のイメージもちらほら(笑).

トリックや動機うんぬんはともかく, 立ち位置的にこの人なんとなく怪しいなぁ~ってのがふんわりわかる. そうなるのかな?そうじゃないのかな?って読み進めていくのもまた面白い. で,最後は恭一郎の立ち位置にびっくり! (そこは秘めておいて,先は(いろいろと)長いのでまた別の物語として構築して欲しいかもと思ったり思わなかったり...) この後どうなるの?ってことでは,このシリーズの続きが気になる!

加賀お父さんシリーズもあってよさそう.


(2017/05)



加賀恭一郎シリーズの原点で,加賀恭一郎が大学生の頃の話ってことで『卒業』読んでみた.
『卒業 雪月花殺人ゲーム』から『卒業』とタイトルが変更になったみたいだけど, 読んでみて納得.

大事な雪月花についての説明は,ちゃんと書かれてて, 図もあるので情報はしっかり把握できるけど, どうも理系論文を読んでるような感覚になる. 東野圭吾さんが理系大学出身だからか,僕がそうなのかが分からないけど, (娯楽として読んでるのに)なんともぎごちない感覚(笑).

物語としては楽しめたけど, 卒業ということもあって,なんでそういう結論になったのかが見えなかった. そういう結論になってもおかしくはないけど, 別の結論もあっただろうし,何がきっかけで, その選択になった描写がしっかりしてると良かったなぁ~.

大学が舞台になってるせいか,加賀恭一郎の行動になにかあるのか, ちょこちょこガリレオ(湯川学)を思い出してしまう(^^;;.


(2016/03)
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